アクエンアテン王の立像の上部(945〜750B.C).

この彫像は、カルナクのアメン大神殿の東側に王が造営したアテン神殿の跡から発見されたものである。元来は高さが5メートル以上ある巨大なオシリス柱として制作されたものであった。伝統的な美術様式には見られない細い目、分厚い唇、尖った顎などの表情の中に、一神崇拝を断行した王のもつ強烈な個性を見ることができる。王の治世第2〜5年にかけて制作され、カルナクのアメン大神殿の東側に位置するアテン神殿に置かれていたもので、アマルナに遷都する以前のアメンヘテブIV世時代の作品と考えられる。

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